MEXCの現物取引ページでは、プラットフォームの中核となる取引機能に加えて、現物取引を効率的に行うための補助機能も多数用意されています。
ウェブ版のプラットフォームと比べると、アプリ版ではサイズなどの問題により、包括的な補助機能を提供するのが難しい場合があります。本記事では、ウェブ版のプラットフォームを例に、これらの補助機能についてご紹介いたします。
まず、MEXCの公式ウェブサイトにログインします。次に現物取引ページで、右上の [⚙️] ボタンをクリックし、設定ページにアクセスします。ここでは、注文の発注等に関する補助機能を設定することができます。
注文の確認機能を利用することで、注文手続き中に注文内容の確認ができ、入力ミスなどによる潜在的な損失を防ぐことができます。[⚙️] ボタンをクリックして設定ページにアクセスし、[注文の確認] の右側にある切り替えボタンをクリックして機能をオンにします。そしてこの機能を適用したい注文方法を選択して設定を完了します。
ここで例として指値注文を用いてご説明します。
[指値注文] をクリックして選択し、2ドルで500 MXを購入します。[MXを購入] をクリックすると、[注文の確認] 画面が表示されます。この画面では、取引ペア、タイプ/方向、価格、注文数量、合計金額など、発注予定の指値注文の詳細を確認することができます。間違いがないことを確認したら、[確認] をクリックして注文を発注します。
大口注文の確認機能は、注文の確認機能と同じく、1回の大口取引における不注意による潜在的な資産損失を防ぐために設計されています。正式に注文を発注する前に、この機能で発注予定の注文内容をダブルチェックすることができます。ユーザー様ご自身で閾値を設定することができ、注文金額が設定した閾値以上の場合、大口注文の確認機能が発動します。そうでない場合は、この機能が作動することはありません。
上記と同様に、指値注文の発注を例にしてご説明します。ここでは、大口注文の確認機能の閾値を1,000 USDTに設定します。
[指値注文] をクリックして選択し、2ドルで600 MXを購入します。[MXを購入] をクリックすると、[大口注文の確認] 画面が表示され、オレンジ色のメッセージが確認できます。
[大口注文の確認] 画面では、発注予定の指値注文の詳細(取引ペア、タイプ/方向、価格、注文数量、合計金額)を確認することができます。間違いがないことを確認したら、[確認] をクリックして注文を発注します。注文をキャンセルしたい場合は、[キャンセル] をクリックしてください。
成行注文とは、現在の市場価格で素早く取引を約定させるための注文の一種です。市場の大幅な変動により、成行注文が一部しか約定しない場合があります。[成行注文が完全に約定されていない場合のポップアップ] 機能を有効にすると、成行注文が完全に約定されていない場合にポップアップで通知が表示されます。
注文通知機能を有効にしている場合、注文が完了すると、システムがアラートを鳴らし、ページ右下に注文が完了したことを示すメッセージが表示されます。[通知メッセージ] または [サウンド] にチェックを入れることで、お好みの通知方法を選択できます。
MEXCプラットフォームでは、現物取引ページの下部にある「オープンポジション」項目で、保有中のさまざまな種類のトークンの損益状況を確認することができます。この機能により、ユーザー様の現在の全体的な損益と、保有中の各種トークンの損益が一目で分かるようになります。
保有しているすべてのトークンがMEXCプラットフォームで購入されたものである場合、プラットフォームはユーザー様の平均購入価格を計算し、ユーザー様のポジションの現在の損益に関する情報を提供します。ただし、ユーザー様のトークンの一部またはすべてが他のプラットフォームからMEXCに出金したものである場合は、手動で [平均購入価格] を編集および設定することで、現在のポジションの損益を確認することができます。
上記の注文関連機能に加えて、MEXCは現物取引において役立つ様々な補助ツールを提供しています。ユーザー様の好みや特定のニーズに基づいて、これらのツールを使用することができます。
多くの経験豊富なトレーダーは、将来の市場動向を予測するために、Kラインチャートにパターンを描いています。MEXCは、各種専門的な分析のための線を素早く引くことができる描画ツールを提供し、ユーザー様が十分な情報に基づいた投資判断を行えるようサポートしています。
スクリーンショットの共有機能は、描画ツールと併用されることが多いです。描画ツールを使用して将来の市場動向を予測した後、その考えを友人と共有したい場合、スクリーンショットボタンをクリックすると、システムが現在のKラインチャートページの画像を生成してくれるため、ユーザー様の分析を簡単に共有することができます。
マルチチャート表示は、市場の監視や様々なトークンを効率的に取引するのに役立ちます。現在、MEXCの現物取引では、TradingViewモードでのマルチチャート表示のみをサポートしています。この機能の詳細については、「先物取引 Kラインチャートのレイアウト変更方法」をご覧ください。
MEXC現物取引では、パターン1、パターン2、パターン3の3つのページレイアウトが用意されています。取引ページの右上にある [⚙️] ボタンをクリックすることで、お好みに応じてこれらのレイアウトを切り替えることができます。
また、MEXC現物取引ページの各セクションもドラッグしてサイズを調整できます。セクションの右下にある[⌟]を押しながらドラッグすることで、お好みのサイズに調整することができます。
現物取引ページで提供されている補助機能は、ユーザー様の取引効率を高め、重要な情報を見逃さないようにすることを主な目的としています。日々のお取引の中で、これらの様々な機能を試しながら、ご自身のお取引の習慣に合ったものを見つけ、より効率的な取引にお役立てください。
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